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夫婦共有名義で住宅ローンを組んだが夫婦の一方が支払いをやめるとどうなるか?

今日多くの人が夫婦で住宅ローンを組んでいます。一人の所得では十分な融資金が下りないため、金融機関や住宅会社から「奥様はお仕事されてますか?」と尋ねられるケースが目立ちます。弊社においてもご主人の収入だけでは住宅が買えない、ローンが下りないケースが多々あります。

連帯債務と連帯保証は異なる

もう住宅ローンが払えない
言葉は似ていても意味が違いますし、法的な責任も異なります。
連帯債務とは一緒に借金を負うことです。この場合不動産の所有者にもなれます。一緒に負債を負うことになるからです。そして負債の額は不動産の持分に関係なく、全部の負債を負うことになります。夫婦の一方が連帯債務者になる場合は、そのことを十分承知でなければなりません。

連帯保証は、主債務者が住宅ローンを支払わなかった場合に支払い義務が生じます。主債務者が住宅ローンを支払っている限り、連帯保証人には負債がないことになります。

別居や離婚により住宅ローンが支払えない場合

別居や離婚により、夫婦の一方が支払いをやめてしまうといった相談をよく受けます。昨日の相談ですが、奥様が家を出てからもう1年になるそうです。そして1年間住宅ローンの支払いが滞っているそうです。(コロナの関係でまだ不動産競売等へは移行していないそうです。)

この相談者の方も、奥様の収入を合算することにより住宅ローンがうまく行き、念願の戸建を手に入れましたが、残念なことに奥様が子供を連れて出て行ってしまいました。悲しいことですが、同時に住宅ローンの重圧がやってきて、ご本人の収入のみでは支払いきれなく、滞納するようになったそうです。

こういった場合は自宅を早期売却し、延滞金を最小限にとどめることが重要です。もっとも、一人で住宅ローンを払っていければ問題ないのですが、払えないまま時間が過ぎると、延滞金がすさまじい勢いで加算されていきます。

そもそも住宅ローンが支払えなくなった場合

夫婦合算とは関係なく、住宅ローンが支払えなくなった場合、早急に何らかの対策が必要です。

しかし、将来的にどうしたいかをまず定める必要があると思います。
というのは、現在の危機を乗り越えても、その危機の原因が解消されない限り、危機はやってくるからです。

例えば、奥さんが家から出て行ってしまった場合、戻ってくる可能性があるなら、しばらくの間、住宅ローンの返済を猶予してもらうことも可能です。この場合6か月から1年間の間、リスケ(=リスケジュール)を金融機関にお願いし、金利のみ或いは金利プラス1万円を返済するようにします。その間に奥さんが戻ってくるなら元の生活に戻れるでしょう。大抵の金融機関は事情を説明すればリスケを受け入れてくれるはずです。

無駄に借金を膨らませないために

頑張ったあげく、多額の負債を負うことはよくないことです。お金は大切です。年齢が進めば進むほど、その大切さは分かるはずです。住宅ローンに将来のお金を奪われる前に、対策を打ちましょう。

現在の危機が短期間で解消されるを見込まれる場合

例えば、奥さんが家から出て行ってしまった場合、戻ってくる可能性があるなら、しばらくの間、住宅ローンの返済を猶予してもらうことも可能です。この場合6か月から1年間の間、リスケ(=リスケジュール)を金融機関にお願いし、金利のみ或いは金利プラス1万円を返済するようにします。その間に奥さんが戻ってくるなら元の生活に戻れるでしょう。大抵の金融機関は事情を説明すればリスケを受け入れてくれるはずです。

ここで気を付けなければならないことは、この期間が過ぎた後リスケ期間の返済額を上乗せした月々の返済額を支払わなければならなくなるということです。年齢が若い人の場合、住宅ローンの期間を延長することで対処が可能となりますが、なかなかうまく行かないことが多いようです。

将来的に危機を解消することが困難な場合

もう奥さんは戻ってこない、あるいは再婚もすぐにはできないと思われる場合、そしてもし再婚の相手が見つかってもそのような条件では結婚してくれない場合、住宅に住み続けることをあきらめた方が良いのかもしれません。

もっとも、収入がこれから上がり、住宅ローンの支払いも楽にできるようになることが見込まれるなら、リスケは受け入れられ、リスケ期間が終わった後も全く問題はないでしょう。

一番の問題は住宅ローンの滞納を続けて、そのまま延滞金を多額支払わなければならなくなることです。あきらめきらないことが多いことは確かですが、もっとひどいことになる前に一度(株)JIコンサルティングに相談いただけなら、最善の解決策を提案させていただきます。

自宅を早期売却するなら延滞金はほぼかかりません。


自宅を早期売却するなら延滞金はほぼかかりません。実際、決断が遅くなり、多額の延滞金をほぼ一生支払わなければならなく例も存在します。

まとめ

長きにわたる不動産売買の経験から申しますと、住宅ローンがそのまま単純に夫妻となり、苦しい生活を余儀なくされる方が多いのが現実です。

悪い思い出とともに自宅を売却し、新たな、経済的にも明るい人生をスタートさせることが最も重要であると結論させて頂きます。

(株)JIコンサルティングは愛知県岡崎市をはじめとし、安城市、豊田市などの近隣における不動産の売却を専門としています。ご自宅を売りたい方、空き家を処分したい方は、是非、無料相談をご利用ください。

相談はいつでも無料です。(完全予約制)最善の解決法を提案させて頂きます。



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